いつも使っている化粧水なのに、急にお肌がピリピリする、化粧水の種類を変えたらすっぴん肌が赤くなってニキビができてしまった…という経験はありませんか?
それは、「すっぴん肌に化粧水が合ってないサイン」です。
皮膚に赤みが起きるのは、免疫反応の一つであり、体を守るために起こるもの、多くの場合すっぴん肌が敏感肌になっていてお肌のバリア機能が低下していることが考えられます。
今回の記事では、「すっぴん肌に化粧水が合わないときに行うべきスキンケア」についてご紹介します。
今すっぴん肌の赤みに悩まされているあなた、しっかり最後まで読んでください。
必ずお肌は元気に生まれ変わりますよ!
すっぴん肌に化粧水が合わなくてニキビができてしまうのはどうして?
すっぴん肌に化粧水が合っていないと、1〜3日の間に、お肌がピリピリした刺激を受けて、赤くなったり、かゆくなったり、ニキビができてしまったりという症状が現れます。
これがさらに悪化すると、すっぴん肌がカサカサになってしまったり、黒ずんでしまったりと重症化してしまいます。
もしこの症状が出たら、我慢して使い続けずにすぐ水で洗い流すようにしてください。
このとき、こすったりしないで、水で何度か冷やして、お肌を落ち着けてあげることが大切。
本来すっぴん肌を綺麗にするために使う化粧水がお肌に刺激をあたえてしまう状況になってしまうのはどうしてなのでしょうか?
その原因の一つは、「バランスの悪い食生活」にあります。
食事による栄養補給は、体にもお肌にもとても重要なもの。
毎回不規則な時間に食事をとっていたり、野菜ゼロ・お肉たっぷりなどバランスの悪いメニューの組み合わせばかりだったり、大量のインスタント食品をとるなどの食生活が続くと、必要な栄養が体に行き届かずに、お肌が弱って荒れてしまい、化粧水が合わなくなる可能性があります。
アーユルヴェーダでは、体の中には「ヴァータ 」、「ピッタ」、「カパ」の3つのエネルギーを持っているといわれていて、3つのエネルギーバランスが同じくらいであると健康であるとされています。
エネルギーのバランスが乱れると、それぞれのエネルギーが持つ個性が体の症状であったり、考え方だったりに現れてきます。
アーユルヴェーダから見る乾燥していて、痛みに弱い状態は「ヴァータ」というエネルギーが他よりも高くなっているときに起こります。
このヴァータのエネルギーが高くなるのは、手帳が真っ黒になるほど動き回っていたり、食事や生活が不規則になったり、睡眠時間が短くなってしまうことが原因として考えられます。
そんなときはまず「規則正しい生活をすることが大切」。
朝は早く起きて、ご飯は3食同じ時間を食べて、夜も早く寝る習慣を身につけるとよいでしょう。
ヴァータのエネルギーが高いときに取り入れたい食べ物、それは「和食」です。
ご飯やお野菜の「甘味」、焼き魚やお味噌汁などの「塩味」、漬物などの「酸味」がヴァータのエネルギーを下げてくれます。
乾燥が気になる人にとっては、生野菜よりも油で炒めた野菜をとりいれたほうが内側からも油分を取り入れられるのでおすすめ。
すっぴん肌に化粧水が合わなくて赤くなってしまうときに行いたいスキンケアとは?
すっぴん肌に化粧水が合わなくて赤くなってしまうのには、いろいろな理由がありますが、主にはお肌が乾燥してバリア機能が低下してしまっている状態です。
この状態を「敏感肌」といい、化粧品や洗顔料、紫外線といった外からの刺激に弱くなっています。
この敏感肌の状態を改善するのに取り入れたい化粧品は、「高保湿のセラミドが配合されていること」。
セラミドとは、すっぴん肌の角質層で細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱え込んでくれている存在です。
セラミドはお肌のうるおい保湿機能の改善だけではなく、お肌から水分が蒸発するのを防止したり、外部からの刺激や菌の侵入を防ぐ働きもあります。
また、セラミドは角質層において乾燥肌などの肌トラブルを防ぎ、みずみずしいうるおいのある健康的な肌を保ち、美肌効果としてメラニンの合成を抑えしみ、シワができるのを防いでくれる重要な役割を担っているのです。
そんな効果のあるセラミド配合化粧品は、化粧水ではなく美容液かクリームを選びましょう。
美容液かクリームを選ぶのは、配合されているセラミドの量や濃度の違いで、どちらを選んでもよいのですが、肌荒れや敏感肌でお肌がしみる時は肌さわりがやわらかいクリームのみでケアしたほうがよいでしょう。
まとめ
すっぴん肌を綺麗に保つために使う化粧水をお肌につけたら、お肌に合わないなんてびっくりしてどうしたらよいかわからなくなりますよね?
でも、それはすっぴん肌が体が疲れていますよ、きちんとした生活とスキンケアをしてくださいねとアドバイスをしてくれているのです。
体って健康になるようためにきちんと働いてくれているんですね。
このサインを見逃さないでしっかりケアしてあげましょう。
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