冬の寒い時期、冷たい風にさらされてすっぴん肌の乾燥が進んで治りにくい時期になってきました。
「まあ、冬が越えればきっと大丈夫だろう」とそのまますっぴん肌の乾燥を放置していると、お肌はだんだん敏感肌になってしまうって知っていましたか?
すっぴん肌が乾燥してしまうということは、お肌の内側にある水分が蒸発してお肌表面のバリア機能が低下してしまっていう状態。
そんなときにきちんとすっぴん肌のケアをしてあげないと、どんどんお肌の内側の水分が蒸発して乾燥し、外的刺激も受けやすい状態になってしまい、化粧水がしみてしまったり、赤みやかゆみといった症状が出てしまうのです。
今回の記事では、「すっぴん肌が出しているサインの意味と敏感肌になったときのケア方法」についてご紹介していきます。
すっぴん肌に化粧水が合わないと判断する決め手はなに?
すっぴん肌につける化粧水、自分に合ったものに出会うのってけっこう大変ですよね。
わたしもすっぴん肌のことを考えて化粧水を見直してみようと考えて、いろいろなタイプの化粧水を試してきましたが、その中には「これはちょっと合わないな」と感じるものもありました。
有名ブランドの化粧水だから、まわりの評価がいいからというだけで、自分にも合うとは限らないもの。
実際にすっぴん肌に合わないとどんな症状が出るのか見てみましょう。
- 赤みやかゆみが出る
刺激が強い成分の化粧水を使うと、すっぴん肌が赤くなったり、かゆくなったりすることがあります。
化粧水をつけて赤みができた場合は、その化粧水の中にすっぴん肌に合わない成分が含まれているといえます。
赤くなるだけならまだしも、かゆみや腫れてしまうケースもあり、中には化粧水を使い始めてしばらくしてから症状が出るケースもあるので、化粧水を切り替えたときは特に注意が必要。
かゆみを感じるとき、すっぴん肌に塗布する化粧水の量がお肌へ十分うるおいを与えてられておらず、乾燥よりかゆみが起きている可能性があります。
逆にたっぷり使っているのに、すっぴん肌がかゆいというのは、化粧水が合っていない可能性があり、掻きつづけると悪化してしまうので、気を付けましょう。
- 吹き出物ができる
化粧水が合わなくて起きる症状の一つに吹き出物があります。
この吹き出物はニキビのような赤くなったり、白く膿んだりしたものができることもあります。
それ以外にもすっぴん肌にブツブツとして肌荒れが起きることもあるので、思い当たる症状が出ている人は注意が必要です。
すっぴん肌に化粧水が合わなくて赤みやかゆみが出たときのケア方法について
すっぴん肌に化粧水が合わなくて、赤みやかゆみ、吹き出物ができてしまったときは、まずその化粧水の使用をやめてみましょう。
化粧水の使用をやめて症状が緩和されるのであれば、原因は化粧水にあると考えられます。
しかし、化粧水を使っていないのに、すっぴん肌の症状が緩和されないときは、他に原因が潜んでいる可能性が。
ストレスや生理、不規則な食事や睡眠不足などの生活習慣の乱れなどによっても、すっぴん肌は肌荒れを起こします。
何はともあれ、化粧水を使ったことがきっかけですっぴん肌に肌荒れが起きたということであれば、まずは使用をやめてお肌の様子を観察することが先決です。
化粧水をやめて原因がわかったら、次のようなことを試みましょう。
- 次の化粧水を使いはじめる前に…
次に使ってみようと思う化粧水があったら、使い始める前にまず「パッチテスト」を行ってみましょう。
二の腕の内側など紫外線があたらない部分に化粧水をつけて、1日放置してみます。
1日放置した後、お肌に赤みやかゆみ、吹き出物など異常が現れない場合は問題なし、その化粧水を使い始めてよいでしょう。
逆に1日放置して赤くなったり、ブツブツができてしまった場合は、お肌に合わない成分が含まれているので、使用はひかえたほうがよいでしょう。
もしその成分が何か検出したい場合は皮膚科のお医者様に相談してみましょう。
長い間敏感肌だったり、アトピーの人は、このようにお肌に合わない成分を特定して合わない成分が入っていないものを取り入れていく方法がよいでしょう。
- 化粧水がしみるときは、クリームなどで蓋をして!
すっぴん肌が敏感になっているときは、お肌の表面に穴が開いていて、せっかくつけた化粧水も蒸発して出て行ってしまい乾燥しがちに。
こんなときは、水分の多めな化粧水や美容液、乳液などではなく、油分の多いワセリンやバーム、クリームでお肌の表面をつつみこんであげるケアを行うとよいでしょう!
化粧水以外にも変える場合は、すっぴん肌への負担を考えて、美容液→化粧水→洗顔→クレンジングと、いつも使う順番と逆に少しずつ1週間程度あけて変えていくのがよいでしょう。
まとめ
日常のちょっとしたすっぴん肌の変化に気がついていないと、後々大きな肌トラブルの原因を引き起こすことになりかねません。
日々すっぴん肌の状態を気遣ってあげて、ちょっとした変化も見逃さないようにしてあげましょう。
すっぴん肌はいろんな刺激に敏感だけれども、きちんとしたスキンケアを行ってあげれば、みるみる回復する力も持ち合わせています。
いつも元気でうるおいのあるすっぴん肌でいられるようにケアしていきましょうね。
*ポチッと押して帰ってね♡*